電着塗装



塗料と被塗物にそれぞれ違う極性の静電気を負わせて、水性塗料中に被塗物を入れて塗装する方法。一般的にアニオン電着塗料とカチオン電着塗料の2種類があります。現在の電着塗料のほとんどは、カチオン電着塗料に置き換わっておりアニオン電着塗料はほとんど使用されていません。この理由のひとつとして防食性能が挙げられます。 また、電気的に塗装しているように思われているが全くの間違いであります。塗料は必ず水性塗料であり、原理としては水を電気分解したときに発生するアルカリ性を利用して中和反応で塗膜を形成させているからであります。また、塗料は酸で安定させているのですっぱい臭気を漂わせています。そのほかに、最初に塗装した塗膜が表面に浮き上がってくるので、電気の力で塗装していないことがわかります。塗膜の膜厚や塗装管理しやすいことから人件費節約目的で電着塗装を採用するケースが増えてきています。